JIMUC 副会長からの年末のご挨拶 -- JIMUC News 12.25.2020

◆◆◆Japan IBM Middleware User Community(JIMUC) News 2020.12.25◆◆

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目次

・JIMUC 副会長からの年末のご挨拶

・新春オープンセミナー(1/28)お申込み受付中

・JIMUC サイト移行のお知らせ(再掲載)

・今後のJIMUC 関連イベントの予定

・事務局からのご挨拶

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(JIMUC News は JIMUC メンバー全員に BCC (J1)でお送りしています。)

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■JIMUC 副会長からの年末のご挨拶

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JUMIC 副会長から皆様へ、年末のご挨拶をお届けします。

★副会長 川居 洋志氏★

IBM 関係者の皆様、 JIMUC 会員の皆様

今年も副会長からの年末のご挨拶を差し上げる時期となりました。

年初はJIMUCが20周年を迎え、記念となる良い年となる期待が大きかったのですが、その後は、かつて経験したことのないほど、社会および生活が激変してしまいました。

その中で、JIMUCおよび分科会活動を継続できたことは、関係各位のご支援ご協力のお陰です。

心からお礼を申し上げます。

私からは先進IT運用管理分科会の活動について、ご報告いたします。

19年度はクラウドが主となっていく環境での成熟レベル指標を検討しITSMマチュリティモデルとしてまとめることをテーマに活動を行いました。

COVID-19の影響で、2月の分科会(および新年会)は急遽中止となりましたが、3月からはMeetによるリモート会議で活動を継続することができました。

移動が不要となったことから、逆に参加しやすくなったようにも思います。

おかげで、活動の成果も、7月の総会および、6月のIBM User Group Conferenceで発表することができました。

参加メンバーの皆様、ありがとうございました。

20年度は以下の3つのサブテーマそれぞれに興味のあるメンバに分かれて検討を進めています。

・ITSMマチュリティモデル(ブラッシュアップ)

・K8s/OpenShift

・AIOps

引き続きリモート会議形式で行っています。

各テーマに分かれてブレイクアウトセッションを行うなど、 リモート会議システムの機能活用が進んでいます。

新春セミナーで、ご報告できればと思います。

このようにリモート会議も便利ではありますが、やはり飲み会は対面できた方が楽しいですね。

来年は、そのような日常が戻ってくる「良い年」となることをお祈り致し まして、

年末の挨拶にかえさせていただきます。

★副会長 増田 和紀氏★  

IBM 並びに JIMUC の皆様

私が担当している分科会と英語塾とも、COVID-19の影響を受け、Zoomでの開催が続いています。経過の報告をして年末のご挨拶といたします。

[API & Watson Knowledgebase 分科会]

私たちは、Watson Discoveryに焦点を当てて、継続して研究を行っています。前年度は非構造データであるプリウスのマニュアルを用い、自然言語の回答の適切性をKPIで測りました。その結果は目標の80点に到達せず、最終的に66.4点までしか行けませんでした。

今年度は、企業の中に多く存在する、半構造化データを使って、同様に自然言語の回答の適切性の測定を開始しました。

DB2などのRDBは構造化データであり、音声、画像、動画、テキストは非構造化データです。

しかしながら、企業のRDBに格納されたデータの中には、テキストが含まれており、これを半構造化データと言います。

今回の重要な技術は、filter(構造化データ)と自然言語(非構造化データ)の組み合わせです。

まだメンバーの方々と、手分けしてテストをしている最中ですが、この両方を使用することにより、高い回答の適切性を確保できることが、わかってきています。

企業の中には、RDBテーブルの中ににテキストを含む、半構造化データが多く存在しています。通常の検索システムでは、キーワードの検索しかできませんが、ここからより高度な情報抽出が出来ること明確になりつつあります。

次のステップは、filterを明示しなくとも、自然文検索から自動的にfilterがかけられる方法を模索しています。

この技術を一般化し、分科会の中から新たなビジネスが生まれることを期待しています。

[英語塾]

既に6年目に入りました。前年度も今年も、淺井先生と、野村先生の交代で講義が進められています。

毎回、テーマを決めてプレゼンや討議を行っています。

直近浅井先生からは、SDS法といって、Summary→Details→Summaryでプレゼンを形作る方法を学び、実践しました。

野村先生からは、「おばちゃん思考」で英語で雑談する時の壁を乗り越える方法を学びました。

英語塾からの学びは、常に実践的です。これからも継続していくつもりですので、英語を学びたい方、ぜひご参加ください。

■新春オープン・セミナー(1/28)お申込み受付中

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新型コロナの感染拡大が続いている状況を鑑み、来年の新春オープン・セミナーもWebセミナーとして開催することにしました。

日時:1月28日(木) 15:00-17:30

形式:Web セミナー

アジェンダ:

・15:00-15:05 オープニング

・15:05-15:40 「IBM 2021年度の方針と最新技術情報」

日本アイ・ビー・エム株式会社 クラウド & コグニティブ・ソフトウェア事業本部

Strategy and Offering 部長 上野 亜紀子 氏

・15:40-16:10 「電話着信による本人認証サービス:TELEO(注)」

三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社

・16:10-16:40 「変革(DX)実現に求められる企業カルチャー」

株式会社 SOLPAC

CDTO 上級執行役員 田中 良治様(一般社団法人CTO協会所属)

・16:40-16:45 (休憩)

・16:45-17:05 「先進 IT 運用管理分科会中間報告」

・17:05-17:25 「API & Watson ナレッジベース分科会中間報告」

・17:25-17:30 クロージング

・18:00-19:30 オンライン懇親会 

7月の総会に続き、今回もWeb セミナーにします。

講演者、サポーター、等都合のつく人10名程度は会議室から参加するハイブリッドWeb セミナーにすることも検討しましたが、現状を考慮すると自粛したほうがよいとの結論になりました。

オンライン懇親会には、リモートからご参加下さい。

(注) TELEOでは、予め登録された利用者の電話番号から TELEO の認証用電話番号に電話発信することで認証を行い、システムへのログイン時の本人認証や新規ユーザー登録時/登録情報変更時の本人確認などを、安全かつ簡単な操作によって実現します。

★お申し込み方法:

1) 名前、2) 会社名、3)部署名、4)メールアドレス、

をJIMUC 事務局 (cinami@globe.ocn.ne.jp) までお送りください。

オープンセミナー後の懇親会もWeb 形式で開催します。

お申込みくださった方に、Web 会議の参加方法をご案内いたします。

■JIMUC サイト移行のお知らせ(再掲載)

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一般公開のJIMUC WikiサイトはdeveloperWorks のサンセットに伴い削除されました。

後続のサイトとして JIMUC Home Page を作製しましたので、今後はこちらをご参照ください。

JIMUC Home Page :https://jimuc.amebaownd.com/

JIMUCのセミナーの資料共有や、予定しているセミナー・分科会の情報共有として、Globalが提供しているIBM Community上にJIMUCのサイトを作成しています。

IBMIDがあればどなたでもアクセスできるので、JIMUC メンバーのみのアクセスではありません。外国人もアクセス可能なので、エントリーのタイトルなどは英語表記と日本語表記にしています。

サイトはこちらです。右上の‘Sign In or Join’ を選んでIBMIDで登録してください。

https://community.ibm.com/community/user/imwuc/communities/community-home?CommunityKey=3068418d-243e-488d-910c-d1dff7c5ddf1

■今後のJIMUC 関連イベントの予定

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★1月20日 14:00-16:00

「1月度 JIMUC 役員会 & オープンセミナーリハーサル」

★1月20日 15:00-17:30

「1月度 API & Watsonナレッジベース分科会」

★1月21日 17:00-18:00

「1月度 先進IT運用管理分科会」

★1月28日 15:00-17:30

「新春オープン・セミナー」

★1月13日 18:30-20:30

「第3回 英語塾」

■事務局からのご挨拶

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今年は激動の一年でした。年初の新春セミナー開催までは例年通りでしたが、その後新型ウィルスが日本にも上陸し、日々感染者が増え始めました。サンフランシスコで開催予定のThink 2020もデジタルイベントになり、JIMUC の会議や分科会も全てWeb 会議になりました。役員の皆様や両分科会の皆様のご支援のお蔭で、コロナ禍にもかかわらず活発な活動ができています。テレワークは移動時間がなくなり便利ではあるものの、やはり直接皆様とお会いできないのは、寂しく感じます。本年の皆様のご支援に感謝するとともに、来年はコロナを克服して皆様とお会いできるようになることを祈念して、ご挨拶にかえさせていただきます。

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Japan IBM Middleware User Community (JIMUC) は研究会活動を円滑に行うため、個人情報を必要な範囲でご提供頂きます。会員の皆様にご提供頂いた個人情報は、ご本人(当該個人情報の主体をいいます。以下同じ。)の同意なく利用目的以外には利用致しません。 

また、その他の目的で会員の皆様から個人情報をご提供頂く場合には、その都度、利用目的をお伝えしご本人の同意を得た上で個人情報を利用させて頂きます。

会員の皆様で個人情報を利用したメール配信等による情報提供を望まれない場合(情報提供が不要な場合)は、JIMUC事務局へご連絡下さい。

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JIMUC Home Pageサイト:http://jimuc.amebaownd.com/

JIMUC Community:https://community.ibm.com/community/user/imwuc/communities/community-home?CommunityKey=3068418d-243e-488d-910c-d1dff7c5ddf1

JIMUC Facebook グループ:https://www.facebook.com/groups/jimuc/

JIMUC 事務局メールアドレス:cinami@globe.ocn.ne.jp

以上

JIMUC's Ownd

IBM ミドルウェア・ユーザー研究会( 英文名称:Japan IBM Middleware User Community 略称 JIMUC )は、 Cloud Software 製品とそのソリューションの有効活用を志向して、 ユーザー間および日本アイ・ビー・エム株式会社(以下 IBM )との情報交換を通して研鑚と交流を図り、会員相互の共通の利益を追求 するために結成した非営利団体です。

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