IBM ミドルウェア・ユーザー研究会( 英文名称:Japan IBM Middleware User Community 略称 JIMUC )は、 Cloud Software 製品とそのソリューションの有効活用を志向して、 ユーザー間および日本アイ・ビー・エム株式会社(以下 IBM )との情報交換を通して研鑚と交流を図り、会員相互の共通の利益を追求 するために結成した非営利団体です。

Tivoli, ITSM (IT Service Management) 製品とそのソリューションを中心に活動していた Tivoli ユーザー研究会(Japan Tivoli User Group、略称JTUG)は、2001年に設立され活動を続けてきましたが、2016年7月に名称を IBM ミドルウェア・ユーザー研究会に変更し、活動範囲をミドルウェアに拡大しました。

JIMUC の年間活動は7月から翌年6月まで以下の活動を実施します。

・総会(7月)

・分科会:9月にキックオフ会議を開催し、その後、原則毎月分科会でテーマに沿って研究/討議

・新春オープン・セミナー(1月)

・JIMUC News (IBMからの情報や分科会の活動内容をメールで送付)

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JIMUC Home Pageサイト:http://jimuc.amebaownd.com/

JIMUC Community:https://ibm.biz/jimuc_home

JIMUC Facebook グループ:https://www.facebook.com/groups/jimuc/

JIMUC 事務局メールアドレス:cinami@globe.ocn.ne.jp 

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[分科会]

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年間を通じて、特定の分野/製品を中心に研究/討議をする分科会を毎月開催しています。

分科会活動は9月にキックオフを開催し、10月から原則毎月分科会を開催します。

開催日時は、分科会メンバーと相談し、参加しやすい曜日・時間にしています。

分科会活動に興味を持ち、参加を希望される方は、事務局( cinami@globe.ocn.ne.jp )宛てに

1)氏名 2)会社名 3)所属 4)電話番号 5)e-mailアドレス、6)分科会名をご連絡ください。

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[2024 年度分科会]

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2024年度の分科会は、今までの研究成果を基にさらなる研究をします。

・先進IT運用管理分科会

・生成 AI 分科会

両分科会の活動内容は、担当役員や2023 年度の参加メンバーで話し合って大枠を決めていますが、2024年度の分科会に参加される方々と相談しながら詳細を決め、参加される方々に役立つ活動を展開します。

[ 先進IT運用管理分科会 ]

・2023年度の活動内容

主に分科会参加メンバーの興味のあるテーマをベースに活動を行いました。

その結果、IBM運用管理製品(Cloud Pak for AIOps、Instana、SevOne、Apptio)やAnsibleなどの製品・ツールについて、調査結果や取組内容を発表しました。

また、オブザーバビリティや DevOps についての考え方についての討論も行いました。

・2024年度の活動方針

これまでと同様に運用管理系の製品・ツールをベースに研究活動を行いますが、今年度はより深い部分まで掘り下げて活動していきたいと考えています。

具体的には以下のような形で活動を進める予定です。

①「興味あること」や「深堀りしたいこと」がある方は、分科会で内容を共有

②共有された内容に興味のある人でチームを組み、研究活動を実施

③研究結果を分科会で共有

現時点で研究活動案となっているのはIBM製品 Instana、SevOne となりますが、

これ以外でも運用管理に関係するものであれば、IBM製品でなくても構いません。

DevOps や SRE、オブザーバビリティなどの内容も親和性が高いため、製品やベンダーを限定せず、自由に活動を行っていきたいと思います。

分科会は毎月第3木曜日 17:00-18:30 Web 会議で行います。(参加の皆様の都合の良い日時にしますので、変更の可能性があります。)

運用管理の側面から研究活動を皆様と一緒に行いたいと思いますので、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

[ 生成 AI 分科会 ]

・2023年度の取組

昨年は、AI の大きな転換期であり、Watson 分科会も Watsonx Granite と Azure OpenAI GPT-4 との比較を行いました。単に言語モデルの機能だけではなく、実務に利用することを考えた上で、Watsonxを利用する選択肢はありませんでした。

・生成AI分科会のスタート

よって、本年度から、生成AI分科会として新たにスタートいたします。

さて、過去から私たちは、類似情報が適切に抽出できるかを KPI として評価を続けてきましたが、今年からは、RAG の可能性を追求したいと考えています。

・RAG の可能性

ベクトルDBを使用して、問い合わせの要求に近いデータを抽出することはすでに行いました。

RAG のソースは、企業内のデータベースでも、LLM で SQL を生成すれば、抽出できることも分かりました。さらに、Perplexity などの先進的なAIサービスでは、一問一答ではなく、質問の趣旨を理解し、解決のためのステップ分割とその実行した結果を纏めることが出来るようになっています。

インターネット上に存在している情報と、社内に存在している文書、あるいはデータベース等を元に、多段階のステップで質問に対して回答することが出来れば、企業内情報システムに大きなインパクトがあります。

2024年度は、これをテーマとして、参加者の皆さんと情報交換、検証、討議を行っていきます。

分科会は毎月第3水曜 15:00-17:00 Web 会議で行います。(参加の皆様の都合の良い日時にしますので、変更の可能性があります。)

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[役員一覧]

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2023年度 Japan IBM Middleware User Community (JIMUC) 役員(2024年 7月 26日現在)

名誉会長 黒沢 三智也様 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社

会長   中村 聡様   株式会社NTTデータビジネスシステムズ

副会長  増田 和紀様  エレメンタムコンサルティング LLC

副会長  加藤 勇様   株式会社 VITA

理事   石川 忠宏様  株式会社オプロ

理事   戸塚 勝巳様  株式会社 BiXi コンサルティング 

理事   海塩 晋史様  株式会社 ソルパック

理事   江戸 栄一様  リコーITソリューションズ株式会社

理事    添田 兼民様  エヌアイシー・ソフト株式会社

理事    高橋 渉様   三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社

理事    垂水 宏晃   コベルコシステム株式会社

理事   水田  圭   株式会社ライトウェル

監査    渡辺 仙吉氏  日本アイ・ビー・エム株式会社

事務局  稲見 千賀子  株式会社ケーピーアール研究所

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MAP

住所

〒103-8510
東京都中央区日本橋箱崎町 19-20
日本アイ・ビー・エム株式会社
本社 事業所内
IBM ミドルウェア・ユーザー研究会 事務局

メールアドレス

cinami@globe.ocn.ne.jp