JIMUC 総会の開催報告 -- JIMUC News 7/31/2023

◆◆◆Japan IBM Middleware User Community(JIMUC) News 2023.7.31◆◆◆

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目次

・JIMUC 総会の開催報告

・TechXchange (10/31-11/1)のサイト公開のお知らせ

・「三菱UFJ銀行のコンテナ共通基盤とオブザーバビリティー戦略」Web セミナーのご紹介

・JIMUC Communityサイトのご案内(再掲載)

・今後のJIMUC 関連イベントの予定

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(JIMUC News は JIMUC メンバー全員に BCCでお送りしています。)

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■JIMUC 総会の開催報告

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2023年度の総会を7月21日(金)午後にハイブリッド形式で開催いたしまた。

JIMUCの会員 20社 47名、IBM 6名、その他 3名、合計56名の参加でした。

その他の3名はConnpass (エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォーム)経由で参加された方でニックネームは分かるのですが、会社名/お名前などは不明の方です。

半分弱の24名の方は SOLPAC 様の教室から参加され、3年ぶりにお会いすることが出来、対面でのセミナーの良さを感じました。

どのセッションも大変興味深い内容で、参加の皆様のお役に立ったのではないかと思います。

「2022 年度JIMUC 活動概要報告」では、黒沢会長から2022年7月からの1年間の主な活動を説明いただき、JIMUCの活動に貢献された6名の方々に貢献賞が授与されました。

受賞された皆様おめでとうございます。今後もJIMUC への積極的な活動をお願いします。

<先進IT運用管理分科会>

西尾 新司 様 (エヌアイシー・ソフト株式会社)

辻  哲治 様 (エヌアイシー・ソフト株式会社)

宮城 隼人 様 (コベルコシステム株式会社)

 

<API & Watson ナレッジベース分科会>

増田 はるか様(エレメンタムコンサルティング)

江澤 美保 様 (株式会社クレスコ)

細田 和憲 様 (株式会社 ソルパック)

2023年度の役員は下記の方々が継続してくださることになりました。本年度もご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

会長  黒沢 三智也 様 (三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社)

副会長 川居 洋志 様  (日本情報通信株式会社)

副会長 増田 和紀 様  (エレメンタムコンサルティングLLC)

理事  添田 兼民 様  (エヌアイシー・ソフト株式会社)

理事  中村 聡 様   (株式会社NTTデータビジネスシステムズ)

理事  石川 忠宏 様  (日本オプロ株式会社)

理事  戸塚 勝巳 様  (株式会社サン・プランニング・システムズ)

理事  海塩 晋史 様  (株式会社 ソルパック)

理事  加藤 勇 様   (株式会社VITA)

理事  高橋 渉 様   (三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社)(新任)

理事  江戸 栄一 様  (リコーITソリューションズ株式会社)

監査  渡辺 仙吉 様  (日本アイ・ビー・エム株式会社)

2015年度から理事として JIMUC をご支援くださった田崎 雅之 様(SCSK株式会社)と佐々木 光明 様 (クレスコ・イー・ソリューション株式会社)は2022年度末に理事を退任されることになりました。長年のご支援感謝いたします。

新たに高橋 渉 様(三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社)が理事に就任され、 JIMUCを支援してくださいます。

黒沢様の説明の後、Global の AIOps & Management のコミュニティー・リーダーの Veeramani Nambi 氏が皆様にご挨拶しました。JIMUC の活動は Global でも高く評価されていて皆様に感謝するとともに、今後も皆様のお役に立つよう自分も頑張りたいとのことでした。

「 wasonx 最新情報」は IBM 小山氏が7月から使用可能になった watsonx をデモ付で解説してくださいました。チャットGPT旋風であまり話題になっていませんが、ビジネスでの利用に焦点を当てている watsonx に今後も注目してきたいと思います。

「先進IT運用管理分科会」は3つのサブグループに別れて活動してきた内容を各サブグループのリーダーが説明されました。2023年度は、サブグループに分かれての活動ではなく、実際に使ってみる検証も採り入れながら新しい運用管理製品も研究する予定です。

「API & Watson ナレッジベース分科会」は、2016年から Watson Discovery を中心に研究してきた積み上げの成果を解説されました。この2年間 Discovery の回答の適切性をあげるために辞書作成やフィルタリングの利用を研究し、色々な学びを得ました。2023年度は急激なスピードで進展している大規模言語モデルや watsonx を研究する予定です。

「脱炭素技術が導く限界コストゼロ社会」と題するオペレーションズ・リサーチ学会会長 山上様のセッションでは、脱炭素社会に向けての世界と日本の状況の違いを解説されました。脱炭素に貢献する技術は指数関数的に進化していて、エネルギーコストの観点から世界の再生可能エネルギーは劇的に下がっています。一方、日本では地理的条件もあり太陽光発電、陸上風力・洋上風力発電は10円/kWh を上回り、コストの観点からも脱炭素社会実現のハードルが高く、工業化社会で繁栄してきた日本にとってはピンチです。このピンチは新たな価値創造にシフトするチャンスになりうる、と締めくくられました。新聞やテレビのニュースではなかなか知ることのできない興味深いセッションでした。

寸劇:「運用現場のあるあるはこう変わる!」は新しい試みでした。

アプリケーション・パフォーマンス監視(APM)製品のInstana の Before と After を湘南のマリーン・スポーツ店での出来事としてご説明しました。楽しみながら Instana の特徴と価値を理解して頂けたら幸いです。リハーサルを2回実施して練習しましたが、本番では皆様見事に役になりきって演じられ、出演者の多才に感服しました。

11/1のTechXchange で、この寸劇を再度ご披露する予定です。是非 TechXchange でも観賞してください。

懇親会には20名の方々が参加してくださり、黒沢会長の乾杯でスタートし、どのテーブルも笑顔であふれていました。

現在アンケートを収集中ですので、集計結果は後日お知らせします。

総会の資料は JIMUC Community サイトの ’Library’ タブの下の ‘Open Seminar’ フォルダーに掲載しています。

▼こちらです

https://ibm.biz/jimuc_home

[総会アジェンダ]

14:30-15:00 JIMUC 2022年度活動報告& 2023年度プラン

15:00-15:05 (休憩)

15:05-15:50 watsonx 最新情報

 日本IBM テクノロジー事業本部 データ・ AI ・オートメーション事業部 ストラテジー&ソリューション統括 小山 政宣 氏

15:50-15:55 (休憩)

15:55-16:10 先進 IT 運用管理分科会 活動報告

16:10-16:25 API & Watson ナレッジベース分科会 活動報告

16:25-16:30 (休憩)

16:30-17:30 特別講演:「脱炭素社会を実現する技術群と、その先に訪れるパラダイムシフト」

      日本オペレーションズ・リサーチ学会 会長 山上 伸 様

17:30-16:35 (休憩) 

17:35-17:50 寸劇:「運用現場のあるあるはこう変わる!」

17:50-18:00 クロージング

■TechXchange (10/31-11/1)のサイト公開のお知らせ

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10/31-11/1にベルサール東京日本橋で開催される TechXchange のサイトが公開され申込受付が始まりました。

基調講演、IBM 技術者による最新情報をお届けするセッション、お客様事例と多くのセッションが企画されています。

JIMUC の紹介、分科会メンバーによるセッション、JIMUC の IBM Champion によるパネル・セッション、総会で発表した寸劇も予定しています。

10/31 17:00からは技術者の交流の場として「Technology Happy Hour 」が用意されています。3年半お会いできなかった JIMUC の皆様との再会を楽しみにしています。

スケジュールを確保して早めの予約をお願いします。

JIMUC メンバーが登壇するセッションは下記です。

10/31 13:00-13:40 Watson & 生成 AI で遊ぼう ---CA-01

10/31 14:00-14:40 Do you know IBM Champion? ---CA-02

11/01 11:00-11:40 JIMUC による寸劇「Instana で運用現場はこう変わる」---AI-06

11/01 14:15-14:24 JIMUC 紹介 ---ミニシアター

11/01 15:30-16:10 DevOps 実現のための組織論ディスカッション ---CA-09

▼イベント詳細とお申込みはこちらです。

https://ibm.biz/techxchangejp

[ IBM サイトでのTechXchage 紹介 ]

IBM TechXchange Conference Japan では、IBM製品とテクノロジーに関する最新情報をお届けし、体感いただけます。最新技術のセッション、デモ、ハンズオンの場を提供します。また、コミュニティーイベント、技術者の皆様との交流の場を通じて、技術者同士が学び、つながるネットワーキングの機会もご提供します。

■「三菱UFJ銀行のコンテナ共通基盤とオブザーバビリティー戦略」Webセミナーのご紹介

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IBMがスポンサーになっているアイティメディアのイベントで、三菱UFJ銀行様が IBM Instana Observabilityを用いたアプリケーションの稼働分析に取り組む背景、成果と今後の取り組みについてご紹介してくださいます。

日時:8/22 15:10-15:40

形式:ライブ配信セミナー

▼詳細とお申込みはこちら

https://v2.nex-pro.com/campaign/57560/apply#

■JIMUC Community サイトのご案内(再掲載)

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JIMUCのセミナーの資料共有や、予定しているセミナー・分科会の情報共有として、Global が提供している IBM Community 上に JIMUC のサイトを作成しています。

IBMID があればどなたでもアクセスできます。

'Library'タブ:JIMUC のセミナーや分科会活動成果を発表した資料を掲載

'Blogs'タブ:JIMUC News を掲載

'Events'タブ:JIMUC のイベント(セミナー/役員会/分科会)の予定を掲載

'Discussion'タブ:メンバー間で自由に利用

'Discussion'タブは皆様が情報交換や Q&A に利用できます。日本語で利用可能です。「IBM xxx のこの機能で xxx をしようとしているのだけれども、誰か方法を知っていますか?」など、お互いに経験やノウハウの共有の場として利用してください。

▼JIMUC Communityサイトはこちらです

https://ibm.biz/jimuc_home

左上の‘Join /Log in’ を選んで IBMIDとパスワードでアクセスしてください。

まだこの JIMUC サイトに登録されていない方は IBMID (メールアドレスです) でアカウント登録をしてください。

IBMID をまだお持ちでない場合は、IBMID を作成するサイトに自動的に切り替わります。

Global の 'AIOps & Management' のサイトの下には User groups として22のグループがあります。この中の一つが JIMUC です。我々の JIMUC のサイトの隣に IBM AIOps Group Japan のサイトがあり、ここには日本語の AIOps 関連の技術資料が掲載されています。

下記の4つの資料が掲載されているのでご活用ください。

•IBM SevOne NPM DataBus 設定ガイド

https://ibm.biz/IBMSevOneNPM-DataBus-Guide

•IBM SevOne NPM 高可用性設定ガイド

https://ibm.biz/IBMSevoneNPM-HA-Guide

•[ブログ] How Turbonomic Works | パフォーマンスの "最適化" の考え方

https://ibm.biz/performance-optimization-in-turbonomic

•[デモ動画] ChatOps を用いた障害対応の迅速化 - IBM Cloud Pak for Watson AIOps デモ -

https://ibm.biz/aiops_demo_v35

Global の 'AIOps & Management' のサイトの下には Topic group として5つ(AIOps/Cloud Pak for Network Automation/Management/Monitoring & Observability, by Instana/Robotic Process Automation) の分野のサイトがあります。それぞれの分野の技術情報やセミナー情報が掲載されています。このサイトにはメンバーが6000人以上いることからも、この分野が注目されていることがわかります。

▼'AIOps & Management'のサイトはこちらです

https://community.ibm.com/community/user/aiops/home

役立つ情報満載ですので、是非ご活用ください。

■今後のJIMUC 関連イベントの予定

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★8月10日  19:00-20:00 「第3回 英語塾」

★8月16日  11:00-12:00 「役員会」

★8月24日  19:00-20:00 「第4回 英語塾」

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Japan IBM Middleware User Community (JIMUC) は研究会活動を円滑に行うため、個人情報を必要な範囲でご提供頂きます。会員の皆様にご提供頂いた個人情報は、ご本人(当該個人情報の主体をいいます。以下同じ。)の同意なく利用目的以外には利用致しません。 

また、その他の目的で会員の皆様から個人情報をご提供頂く場合には、その都度、利用目的をお伝えしご本人の同意を得た上で個人情報を利用させて頂きます。

JIMUCが保有している会員の皆様の個人情報をお知りになりたい場合や、会員の皆様で個人情報を利用したメール配信等による情報提供を望まれない場合(情報提供が不要な場合)は、JIMUC事務局へご連絡下さい。

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JIMUC Home Pageサイト:http://jimuc.amebaownd.com/

JIMUC Community:https://ibm.biz/jimuc_home

JIMUC Facebook グループ:https://www.facebook.com/groups/jimuc/

JIMUC 事務局メールアドレス:cinami@globe.ocn.ne.jp

以上

JIMUC's Ownd

IBM ミドルウェア・ユーザー研究会( 英文名称:Japan IBM Middleware User Community 略称 JIMUC )は、 Cloud Software 製品とそのソリューションの有効活用を志向して、 ユーザー間および日本アイ・ビー・エム株式会社(以下 IBM )との情報交換を通して研鑚と交流を図り、会員相互の共通の利益を追求 するために結成した非営利団体です。

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