4/5月度 JIMUC 分科会開催報告 -- JIMUC News 5.13.2024

◆◆◆Japan IBM Middleware User Community(JIMUC) News 2024.5.13◆◆◆

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目次

・4/5月度 JIMUC 分科会開催報告

・JIMUC 英語塾 後期コース参加者募集

・IBMセミナーのご紹介

・AI Open Innovation Day (5/15)のご紹介

・JIMUC Communityサイトのご案内(再掲載)

・今後のJIMUC 関連イベントの予定

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(JIMUC News は JIMUC メンバー全員に BCC でお送りしています。)

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■4/5月度 JIMUC 分科会開催報告

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[ 先進IT運用管理分科会 ]

メンバー:9社 14名、IBM 4名、事務局 1 名

担当理事:川居 洋志 様、中村 聡 様、加藤 勇 様

リーダー:西尾 新司 様

会議日時:4/18 17:00-18:00 12名参加

討議内容:

VITA 能登様が 2023年6月に買収した Apptio Inc. の製品 Apptio を解説してくださいました。Technology Business Management (TBM) という IT 投資最適化の方法論を実現する SaaS です。IT 投資に関するデータを入力するとIT 投資の最適化のためのデータ可視化・分析をしてくれます。これにより 新規IT投資の最適化や継続的なコスト最適化を支援します。

運用現場に携わっている人からは少し距離を感じる分野かも知れませんが、IT部門/ユーザー部門/経営層等、複数部門の人達が共通認識を持って議論する助けになると感じました。

財務(Finance)とDevOpsの合成語の FinOps は、IT、財務、ビジネスの各チームが協力してクラウドに財務上の説明責任を持たせるとともに、スピード、コスト、パフォーマンスの折り合いをつける際、情報に基づいたデータ駆動型の意思決定を行う必要があることを強調したものです。

IBM のサイトに解説がありますので、ご参照ください。

https://www.ibm.com/jp-ja/topics/finops#:~:text=FinOps%E3%81%AF%E8%B2%A1%E5%8B%99%E3%81%A8DevOps,%E3%82%92%E5%BC%B7%E8%AA%BF%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

次回は加藤様による「 SevOne の概要」や 西尾様による「オンプレとクラウドの言葉の認識違い」を予定しています。

5月度の先進IT運用管理分科会は以下の予定です。

5/23 17:00-19:00 (5月のみ第4木曜日)

Web 会議  https://meet.google.com/qae-fdvt-tkp

[ Watson 分科会 ]

メンバー:10社 20名、IBM 1 名、事務局 1 名

担当理事:増田 和紀 様

リーダー:細田 和憲 様

サブリーダー:江澤 美保 様

会議日時:5/8 15:00-17:00 12名参加

討議内容:

3月から IBM Granite と Azure OpenAI GPT-4 Turbo との比較を始めています。

当分科会が今迄利用してきた国交省が公開している「車の事故情報DB」を使って、車の不具合状況の文章から LLM で車名/事象/発生部位を JSON 形式で返してもらい、それと質問文から類似事例を検索する、という方法で、Granite と Azure OpenAI GPT-4 Turbo を比較しました。4月の分科会で70件の事象でテストした結果、Granite の方がかなり低い評価でした。テスト・プログラムでの API の呼び出しや、プロンプトの記載に、Granite を使用する上での改善点があるものと予想し、IBM技術者に相談しました。IBM からはプロンプトの改善点などのアドバイスをもらい、テスト・プログラムを修正し、再度分科会メンバーで分担して5月末までにテストすることにしました。

6月の分科会で、IBM からのアドバイスの結果がわかると期待します。

Metaが4/8に発表したオープンソースのLLMの最新版「Llama 3」 は、主要なクラウドサービスで利用可能で watsonx でも使えます。

6月度 Watson 分科会は以下の予定です。

6/5 15:00-17:00

Web 会議 https://us02web.zoom.us/j/338851101

■JIMUC 英語塾 後期コース参加者募集

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2015年度から始めた「英語塾」は大変好評で、9年目になります。

2024年の前期コースは5月で終了しますので、6月から後期コースを開始したいと思います。

隔週1時間、気軽に「話す」「聞く」ことを楽しみながら、英語力をUpします。

毎回テーマを決めてそのテーマに対して経験や考えを話す、という方法で、英語で考えて話す力をつけるよう工夫しています。互いの話を聞くことで、聴く力も付きます。

最新技術情報は英語で提供されることが多く、英語で討議出来ることがキャリアアップにつながるケースもあると思います。

JIMUC Facebook に毎回の様子を書いていますので、雰囲気を知りたい方は Facebook(JIMUC facebookで検索)を見てください。

英語を身につけたい方、是非この機会をご活用ください。

JIMUC Facebook グループ:https://www.facebook.com/groups/jimuc/

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期間:6月から5ヶ月間

回数:隔週第2、第4木曜日 (2回/月)

時間:19:00-20:00 

形式:Web 会議

参加費:2,000円/月、開始時に、5か月分(10,000円)全納

講義内容:

TOEIC 500点程度の方を想定していますが、受講者の希望や英語のレベルを考慮して内容は調整します。

講師:浅井 秀幸 氏、野村 宣生 氏 (米国大学院卒業の元 IBM 社員)

浅井先生からひと言:

Speaking は英語でしゃべる機会が多ければ多いほど上達します。前期はオフィスでの英会話を行いましたが、後期は Role Play を入れて定型文を繰り返し覚える練習をします。

野村先生からひと言:

日本語と英語で自分の脳の中で考えると、脳のより広い領域が活性化され発想が豊かになるという研究もあります。英語の会話は中学英語で可能ですが、ちょっとした言い回しを追加することで会話が弾みます。後期は日記を簡単な英語で書くケースを5つ使い英語で表現する幅を広げます。

1) 天気と気分を表現

2) 友人と食事をする時の表現

3) 仕事が上手く行った/失敗した時の表現

4) 夢を表現

5) 日本の文化を表現

お申し込み方法:

事務局 (cinami@globe.ocn.ne.jp) 宛てに

1)氏名 2)会社名 3)所属 4)e-mailアドレス、をお送りください。

参加したい気持ちはあるけれども自分の英語レベルにあっているかどうかわからない、という方もいらっしゃると思うので、初回は「お試し参加」を可能にします。希望される方は事務局までご連絡下さい。

■IBMセミナーのご紹介

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★5/14(火)17:00-18:00【Data &AI】【Technologyセミナー】(Data and AI)Data Lineage アップデート

データ活用促進とデータガバナンス強化の切り札!Data Lineage アップデート

AI導入が加速する中で、ガバナンス強化はAI活用のための必須要素です。本セミナーでは、2023年末にリリースされたData Lineage(Manta)の概要とセリングポイントに焦点を当て、営業の方々にも有益な情報を提供します

お申込み:

https://prod.gse.ibm.com/apps/landing/org/app/b3b94ea0-06af-4c70-8d67-bebbe54fc4bd/launch/index.html?form=F_RegistrationForm&eventid=d123226c-b707-47ff-8dfa-c2386791a474

★5/16(木)16:30-17:30【Sustainability SW】第6回IBM Software Salon:生成AIと実現!? AI活用により変革するサステナビリティー推進業務

サステナビリティー推進業務における、生成AIの適用性を体感いただけるセミナーとなっております。生成AIとESGデータ管理基盤の活用により、そのお悩みを解決するヒントをデモを交えてご紹介します。

以下のようなお悩みを持つESG、サステナビリティー、脱炭素化施策の推進に携わる方のご参加を特にお待ちしております。

・データ収集と開示対応の負担が大きすぎて、本来集中すべき脱炭素施策検討にリソースが割けていない

・データの正確性や透明性を担保する手段がなく、第三者保証に耐えうるデータ管理が出来ていない

お申込み:

https://prod.gse.ibm.com/apps/landing/org/app/b3b94ea0-06af-4c70-8d67-bebbe54fc4bd/launch/index.html?form=F_RegistrationForm&eventid=b4d8f830-d997-41e1-8209-2a84c2b362d6

★5/21(火)16:00-17:30【IBM Z】【Technologyセミナー】IBM Z最新ソリューションセミナー2024 #5 IBM Zの開発意向表明のリマインドと準備

IBM Zに関する開発意向表明(SOD)には特定の機能の廃止などが含まれており、現在IBM Zをご利用中のお客様に将来影響を及ぼす恐れがあります。そこで今回のイブニングセミナーでは、IBM Zの開発意向表明について技術的な観点から解説とその対応策についてお話しさせて頂きます。またメタル配線(1000BASE-Tネットワーク)から光配線への移行方法についての情報提供をおこないます。

お申込み:

https://prod.gse.ibm.com/apps/landing/org/app/b3b94ea0-06af-4c70-8d67-bebbe54fc4bd/launch/index.html?form=F_RegistrationForm&eventid=c1a41d1f-be68-4699-812e-ee5d3bb211a9

★5/22(水)14:00-18:30【Sustainability SW】Maximoパートナー交流会

Maximoパートナーをお招きして実施する。情報共有・交換会です。

最新のMaximoの情報の発信や、パートナー様からの事例共有、パートナー同士のディスカッションを予定しています。

お申込み:

https://prod.gse.ibm.com/apps/landing/org/app/b3b94ea0-06af-4c70-8d67-bebbe54fc4bd/launch/index.html?form=F_RegistrationForm&eventid=6390ef76-5660-4b58-8d07-079684eb4fa3

★5/23(木)16:00-17:30【Automation】【Technologyセミナー】IT Automationセミナー#11

これから IT 運用に関する提案を検討している皆様やIT運用製品の基本的な情報を知りたい方向けに、製品の基本情報を一から3回シリーズでご紹介いたします。

第二回目の本セミナーでは、IT運用管理のCloud Pak for AIOps、IT資産管理のFlexera One、コード生成AIソリューションのWCA for LSの各製品についてご紹介します。

お申込み:

https://prod.gse.ibm.com/apps/landing/org/app/b3b94ea0-06af-4c70-8d67-bebbe54fc4bd/launch/index.html?form=F_RegistrationForm&eventid=4669c6a0-9137-4b83-89ce-b7a9ca917929

★5/28 (火)15:00-17:00【Data &AI】AI活用実践フォーラム - ビジネス価値につなげるアプローチ

生成AIの本格活用に向けて課題やお悩みをお持ちの皆様に向けて、その答えを導き出すヒントをご提供します。

お申込み:https://www.ibm.com/events/reg/flow/ibm/3n3e9tmb/landing/page/landing

★5/30(木)17:00-18:00【Security】【Technologyセミナー】今また学ぶ、データセキュリティー

AI活用が進む今、再度データに注目が集まっています。データセキュリティーをいままた学びましょう!

IBM SecurityのGuardiumがお客様のデータを守ります。

お申込み:

https://prod.gse.ibm.com/apps/landing/org/app/b3b94ea0-06af-4c70-8d67-bebbe54fc4bd/launch/index.html?form=F_RegistrationForm&eventid=9418dbd3-8070-43a6-8447-0dcb9f902fb2

★5/31(金)16:00-17:00【Cloud Platform】第5回 TechXchange x IBM Cloud Technical Meetup 2024

毎月最終金曜日はIBM Cloud Meetup の日。IBM Cloudの最新動向や旬な事例をまとめてお届けします。

お申込み:

https://prod.gse.ibm.com/apps/landing/org/app/b3b94ea0-06af-4c70-8d67-bebbe54fc4bd/launch/index.html?form=F_RegistrationForm&eventid=638503b6-30e5-49de-8f83-c99110de8f4c

★6/4(火)15:00-17:30【DA/Auto】[合同開催]Think 2024 Boston Feedback & DAA全体戦略セミナー

「Think 2024」は5月20-24日(日本時間)にBostonで開催されます。Thinkで発表される製品や新機能についての最新情報をいち早くお届けいたします。

お申込み:

https://prod.gse.ibm.com/apps/landing/org/app/b3b94ea0-06af-4c70-8d67-bebbe54fc4bd/launch/index.html?form=F_RegistrationForm&eventid=66c212a0-7b92-47b6-8640-e1568facce84

■AI Open Innovation Day (5/15)のご紹介

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AIの進歩に不可欠なオープン・テクノロジーやオープン・コミュニティーに携わる名だたる産官学メンバーが登壇する「AI Open Innovation Day 2024 」(共催:AI Alliance、Linux Foundation)が、開催されます。

日時:2024年5月15日(水) 10:00-18:00

場所: 秋葉原のアキバ・スクエア(現地)、オンライン(Livestream)

開催主体:AI AllianceとLinux Foundationによる共催

<イベントの位置付け:IBMコミュニティーおよびIBMとの関係>

IBM Community JapanおよびIBMは当イベントの主催ではありませんが、2023年12月にIBMとMeta社が中心となって発足させたAI Allianceが共催するイベント。IBMからはAI Allianceディレクターを務めるIBM ResearchのAnthony Annunziataが登壇し、AI Open Innovation and AI Alliance と題した講演 (10:10-10:40) を行います。

<開催および開催情報の言語>

残念ながら開催情報ページは英語のみとなっており、また講演も英語で開催されるものがありますが、英語開催の講演については同時通訳もつきますので、オープンイノベーションによるAIの進化にご興味のある方はぜひご参加(現地参加あるいはオンライン参加)を検討ください。

▼イベント詳細およびお申込み

https://events.linuxfoundation.org/ai-open-innovation-day/

 

■JIMUC Communityサイトのご案内(再掲載)

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JIMUCのセミナーの資料共有や、予定しているセミナー・分科会の情報共有として、Global が提供している IBM Community 上に JIMUC のサイトを作成しています。

IBMID があればどなたでもアクセスできるので、JIMUC メンバーのみのアクセスではありません。外国人もアクセス可能なので、エントリーのタイトルなどは英語表記と日本語表記にしています。

'Library'タブ:JIMUC のセミナーや分科会活動成果を発表した資料を掲載

'Blogs'タブ:JIMUC News を掲載

'Events'タブ:JIMUC のイベント(セミナー/役員会/分科会)の予定を掲載

'Discussion'タブ:メンバー間で自由に利用

'Discussion'タブは皆様が情報交換や Q&A に利用できます。日本語で利用可能です。「IBM xxx のこの機能で xxx をしようとしているのだけれども、誰か方法を知っていますか?」など、お互いに経験やノウハウの共有の場として利用してください。

▼JIMUC Communityサイトはこちらです

https://ibm.biz/jimuc_home

左上の‘Join /Log in’ を選んで IBMIDとパスワードでアクセスしてください。

まだこの JIMUC サイトに登録されていない方は IBMID (メールアドレスです)でアカウント登録をしてください。

IBMID をまだお持ちでない場合は、IBMID を作成するサイトに自動的に切り替わります。

■今後のJIMUC 関連イベントの予定

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★5/15 (水) 11:00-12:00 「JIMUC 役員会」

★5/23 (木) 17:00-19:00 「先進IT 運用管理分科会」

★5/23 (木) 19:00-20:00 「第10 回 英語塾」

★6/05 (水) 15:00-17:00 「Watson 分科会」

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Japan IBM Middleware User Community (JIMUC) は研究会活動を円滑に行うため、個人情報を必要な範囲でご提供頂きます。会員の皆様にご提供頂いた個人情報は、ご本人(当該個人情報の主体をいいます。以下同じ。)の同意なく利用目的以外には利用致しません。 

また、その他の目的で会員の皆様から個人情報をご提供頂く場合には、その都度、利用目的をお伝えしご本人の同意を得た上で個人情報を利用させて頂きます。

JIMUCが保有している会員の皆様の個人情報をお知りになりたい場合や、会員の皆様で個人情報を利用したメール配信等による情報提供を望まれない場合(情報提供が不要な場合)は、JIMUC事務局へご連絡下さい。

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JIMUC Home Pageサイト:http://jimuc.amebaownd.com/

JIMUC Community:https://ibm.biz/jimuc_home

JIMUC Facebook グループ:https://www.facebook.com/groups/jimuc/

JIMUC 事務局メールアドレス:cinami@globe.ocn.ne.jp

以上

JIMUC's Ownd

IBM ミドルウェア・ユーザー研究会( 英文名称:Japan IBM Middleware User Community 略称 JIMUC )は、 Cloud Software 製品とそのソリューションの有効活用を志向して、 ユーザー間および日本アイ・ビー・エム株式会社(以下 IBM )との情報交換を通して研鑚と交流を図り、会員相互の共通の利益を追求 するために結成した非営利団体です。

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