JIMUC 分科会(11月-12月)開催報告 -- JIMUC News 12.25.2024

◆◆◆Japan IBM Middleware User Community(JIMUC) News 2024.12.25◆◆◆

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目次

・JIMUC 分科会(11月-12月)開催報告

・JIMUC 英語塾-2025年前期参加者募集(再掲載)

・IBMセミナーのご紹介

・JIMUC Communityサイトのご案内(再掲載)

・今後のJIMUC 関連イベントの予定

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(JIMUC News は JIMUC メンバー全員に BCC (J1)でお送りしています。)

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■JIMUC 分科会開催報告

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11月、12月に開催した分科会をご報告します。

[ 先進IT運用管理分科会 ]

メンバー:6社 13名、事務局 1名

担当理事:加藤 勇 様

会議日時:11/21 17:00-18:00 11名参加

討議内容:

前半は二つのサブグループの前月の活動内容を互いに報告し、後半は二つのサブグループに分かれて夫々のテーマに沿って討議するという形式で開催しました。

●オブザーバビリティ製品比較サブグループ

オブザーバビリティに必要な機能を整理し、Instana、NewRelic、Datadogの三製品を各自が実際に製品を触ってみて分かったことの共有を行いました。

●IBM Concert 調査サブグループ

Free Trial 環境が提供されているので、その利用を試みました。最初はプロビジョニングが上手くいきませんでしたが、次回やりなおしたら解決しました。

会議日時:12/19 17:00-18:30 10名参加

討議内容:

前半は二つのサブグループの活動報告をそれぞれのリーダーが行いました。

「オブザーバビリティ製品比較サブグループ」は、12/4のサブグループ会議の結果を報告しました。 Instana、NewRelic、Datadog の三製品とも膨大な機能を持つため、まだまだ一部の機能しか調査出来ていない状況ですが、外形監視については各製品の基本機能の調査が順調に進んでいます。

「IBM Concert 調査サブグループ 」は、12/5のサブグループ会議で、Free Trailが使えるようになり、Concert のセミナー資料などを参考に、利用できる環境を使って調査中であることを報告しました。

後半は各サブグループに分かれて討議しました。

●オブザーバビリティ製品比較サブグループ

2月の新春オープンセミナーに向けて、発表資料の構成について話し合いました。

参加メンバーはオブザーバビリティやAPMに対してある程度理解があるため今までの活動で作成してきたオブザーバビリティの三製品(Instana、NewRelic、Datadog)の比較表の話をいきなりしても問題ないかもしれないが、オープンセミナーに参加される方に向けてはもっと前提にあたるオブザーバビリティやAPMとは何か、なぜ必要なのかといったところから話す必要があるという話になりました。

次回以降は引き続き発表資料の準備を進めつつ、可能であればオブザーバビリティ製品の調査も行っていく予定です。

●IBM Concert 調査サブグループ

Free Trial は一つの IBMID で1か月間の限定で利用できるので、時間と資源を有効に使えるよう、今後は計画立てての検証を進めていけるように使い方の見直しをおこないました。

これまではFree Trial環境側で用意されたサンプルデータを使用してきましたが、実際に我々側で用意したデータも追加してIBM Concert のアリーナビューに反映させてみることもチャレンジしたいという声もあり、年末年始を挟んで調査項目を見直し、IBM Concert を実際に使ってみたという知見を集めていきたいと話し合いました。

1月度 先進IT運用管理分科会:1/16 17:00-18:00

[ 生成AI 分科会 ]

メンバー:7社 17名、事務局 1 名

担当理事:増田 和紀 様

リーダー:細田 和憲 様

サブリーダー:山口 貴久 様

会議日時:12/4 15:00-17:00 10名参加

討議内容:

担当理事の増田様が生成AI の動向を紹介してくださいました。

Google が提供している NotebookLM は AIを活用したノート作成および情報整理ツールです。ユーザーはPDFやウェブサイトなどの資料をアップロードし、AI が内容を要約したり、質問に答えたりします。最新の言語モデル「Gemini 1.5 Pro」を搭載し、日本語を含む200以上の国で利用可能です。最大25百万語の処理が可能で、効率的な情報管理をサポートします。現在は無料で公開されています。

増田様が7月の JIMUC 総会で発表した Watson 分科会の発表資料(PDF) をアップロードして、NotebookLM にサマリーを出力させるデモを見せて下さいました。アップロードした情報だけをデータとして使うので、ハルシネーションは回避できています。セミナーに参加した後の要約作成に役立ちそうです。

Chatbot Arena での生成AIモデルランキングの推移は、前月に続き ChatGPT-4o-latest (2024-11-20)が、一位です。Gemini-Exp-1121とGemini-Exp-1114も新たに、リリースされたもので Google と OpenAIで首位争いになっています。

Chatbot Arenaとは別に、性能、速度、価格の3つの視点から、各モデルを比較しているサイトもあり、Google と OpenAI が首位争いをしています。

性能では、o1-preview

速度では、o1-mini

価格では、Gemini 1.5Flash (Sep)

が一位となっています。

ERPやCRM 等のユーザ・アプリケーション(UAP)にそれを支援する応答システムを組み合わせることで、より使いやすく複雑な問題にも対応する仕組みを構築する際には、ハルシネーションをどう防ぐかが重要になります。

山口様や水田様が調べた Corrective Retrieval Augmented Generation (CRAG)や Hullucination Guardrail について討議しました。

1月度 生成AI 分科会:1/8 15:00-17:00

■JIMUC 英語塾-2025年前期参加者募集(再掲載)

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2015年度から始めた「英語塾」は大変好評で、10年目になります。

2024年の後期コースは終了しましたので、2025年1月から前期コースを開始したいと思います。

隔週1時間、気軽に「話す」「聞く」ことを楽しみながら、英語力をUpします。

毎回テーマを決めてそのテーマに対して経験や考えを話す、という方法で、英語で考えて話す力をつけるよう工夫しています。互いの話を聞くことで、聴く力も付きます。

最新技術情報は英語で提供されることが多く、英語で討議出来ることがキャリアアップにつながるケースもあると思います。

JIMUC Facebook に毎回の様子を書いていますので、雰囲気を知りたい方は Facebook(JIMUC Facebookで検索)を見てください。

英語を身につけたい方、是非この機会をご活用ください。

JIMUC Facebook グループ:https://www.facebook.com/groups/jimuc/

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期間:1月から5ヶ月間

回数:隔週第2、第4木曜日 (2回/月)

時間:19:00-20:00 

形式:Web 会議

参加費:2,000円/月、開始時に、5か月分(10,000円)全納

講義内容:

TOEIC 500点程度の方を想定していますが、受講者の希望や英語のレベルを考慮して内容は調整します。

講師:浅井 秀幸 氏、野村 宣生 氏 (米国大学院卒業の元 IBM 社員)

浅井先生からひと言:

Speaking は英語でしゃべる機会が多ければ多いほど上達します。学校で習った英語が必ずしもそのまま通用するとは限りません。通じる(work)英語に焦点を当てて勉強していきます。

野村先生からひと言:

英語を聞いて話すのに模範解答はありません。聞いて、質問して、話を続ける事が重要だと考えます。また英語で会話することで自分の考えがはっきりすると感じるでしょう。それにむけてこの英語塾が役立てば幸いです。

お申し込み方法:

事務局 (cinami@globe.ocn.ne.jp) 宛てに

1)氏名 2)会社名 3)所属 4)e-mailアドレス、をお送りください。

参加したい気持ちはあるけれども自分の英語レベルにあっているかどうかわからない、という方もいらっしゃると思うので、初回は「お試し参加」を可能にします。希望される方は事務局までご連絡下さい。

■IBMセミナーのご紹介

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セミナーへのお申込には、IBMIDのご登録が必要です。登録方法はこちらをご参照ください。

なお、8月後半開催のセミナーより順次、Webカンファレンスのプラットフォームをteamsに変更します。teams application導入済みの環境をお持ちの方はteamsにてご参加いただきますよう、よろしくお願いします(ブラウザからの参加も可能です)

★2025/1/16 (木) 16:30-17:30 【Security】IBM Software Salon 第14回「信頼性のある生成AI」どうやって実現する?〜今こそAIセキュリティーについて考えよう〜

2025年のホットトピックになると予想される、生成AIのセキュリティーとガバナンスについて、世の中の動向や、IBMとしての方針・考え方を紹介します。

お申込み:https://ibm.biz/BdGDaP

★2025/1/21(火)16:00-17:30 【Automation】【Technologyセミナー】第18回 IT Automationセミナー

第18回IT Automationセミナーでは、Instanaのライセンス体系やIBMのFin OpsソリューションであるApptioとTurbonomicの連携についての最新情報をご紹介します。また前回ご紹介できなかったITM/ITCAMの後継ソリューションについてもご紹介します。

お申込み:https://ibm.biz/BdGXDA

★2025/1/30(木)16:00-17:00 【Automation】今すぐ始める移行計画 WebSphere Traditional からWebSphere Libertyへ

WebSphere Traditionalのサポート終了まで最短5年を切りました。本セミナーではWebSphere Traditionalの現状と後継ランタイムであるWebSphere Libertyについてその違いと移行概要、移行後のLibertyのメリットについてご紹介いたします。

お申込み:https://ibm.biz/BdGXxJ

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※ Partner登録済のIBMビジネス・パートナー様はIBM IDにて、各種情報をご確認いただけます。

Technologyセミナーを含むパートナー様向けお申込受付中のライブ&オンデマンド・イベント/セミナー

https://ibm.seismic.com/Link/Content/DC8bQgc2dVmFM82VqG24fBQTJDRd

開催済Technologyセミナーの資料・リプレイ

https://ibm.seismic.com/Link/Content/DC8bQgc2dVmFM82VqG24fBQTJDRd

開催済Technologyセミナーの資料・リプレイ

https://ibm.seismic.com/Link/Content/DC8bQgc2dVmFM82VqG24fBQTJDRd

お問い合わせ:IBM Technologyセミナー事務局(bpedusw@jp.ibm.com)

■JIMUC Communityサイトのご案内(再掲載)

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JIMUCのセミナーの資料共有や、予定しているセミナー・分科会の情報共有として、Global が提供している IBM Community 上に JIMUC のサイトを作成しています。

IBMID があればどなたでもアクセスできるので、JIMUC メンバーのみのアクセスではありません。外国人もアクセス可能なので、エントリーのタイトルなどは英語表記と日本語表記にしています。

'Library'タブ:JIMUC のセミナーや分科会活動成果を発表した資料を掲載

'Blogs'タブ:JIMUC News を掲載

'Events'タブ:JIMUC のイベント(セミナー/役員会/分科会)の予定を掲載

'Discussion'タブ:メンバー間で自由に利用

'Discussion'タブは皆様が情報交換や Q&A に利用できます。日本語で利用可能です。「IBM xxx のこの機能で xxx をしようとしているのだけれども、誰か方法を知っていますか?」など、お互いに経験やノウハウの共有の場として利用してください。

▼JIMUC Communityサイトはこちらです

https://ibm.biz/jimuc_home

左上の‘Join /Log in’ を選んで IBMIDとパスワードでアクセスしてください。

まだこのJIMUCサイトに登録されていない方はIBMID (メールアドレスです)でアカウント登録をしてください。

IBMID をまだお持ちでない場合は、IBMIDを作成するサイトに自動的に切り替わります。

■今後のJIMUC 関連イベントの予定

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★1/08 (水) 15:00-17:00 「生成AI分科会」

★1/08 (水) 16:00-17:00 「オブザーバビリティ製品比較サブグループ会議」

★1/09 (木) 18:00-19:00 「IBM Concert 調査サブグループ会議」

★1/09 (木) 19:00-20:00 「第 1 回 英語塾」

★1/16 (木) 17:00-18:00 「JIMUC 役員会」

★1/16 (木) 17:00-19:00 「先進IT運用管理分科会」

★1/23 (木) 19:00-20:00 「第 2 回 英語塾」

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Japan IBM Middleware User Community (JIMUC) は研究会活動を円滑に行うため、個人情報を必要な範囲でご提供頂きます。会員の皆様にご提供頂いた個人情報は、ご本人(当該個人情報の主体をいいます。以下同じ。)の同意なく利用目的以外には利用致しません。 

また、その他の目的で会員の皆様から個人情報をご提供頂く場合には、その都度、利用目的をお伝えしご本人の同意を得た上で個人情報を利用させて頂きます。

JIMUCが保有している会員の皆様の個人情報をお知りになりたい場合や、会員の皆様で個人情報を利用したメール配信等による情報提供を望まれない場合(情報提供が不要な場合)は、JIMUC事務局へご連絡下さい。

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JIMUC Home Pageサイト:http://jimuc.amebaownd.com/

JIMUC Community:https://ibm.biz/jimuc_home

JIMUC Facebook グループ:https://www.facebook.com/groups/jimuc/

JIMUC 事務局メールアドレス:cinami@globe.ocn.ne.jp

以上

JIMUC's Ownd

IBM ミドルウェア・ユーザー研究会( 英文名称:Japan IBM Middleware User Community 略称 JIMUC )は、 Cloud Software 製品とそのソリューションの有効活用を志向して、 ユーザー間および日本アイ・ビー・エム株式会社(以下 IBM )との情報交換を通して研鑚と交流を図り、会員相互の共通の利益を追求 するために結成した非営利団体です。

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